前回は、汚い!と頭が思った時、手がどんな感じになっているかということを絵で描いてみました。
これを読んだお嫁ちゃんに『呪いってなにw』とツッコまれました。笑
たぬの場合、強迫性障害全盛期だった子どもの頃、汚い!って感じると同時に呪いも感じてたことを思い出しました。
この呪いっていうのが、むしろ手を洗うのが止められなくなる主要因だったのかもしれません。
呪いのメカニズムは以下の通りです。
- 何か悪いことが起こるということが頭の中に浮かび上がる(例えば、交通事故に遭うんじゃないかと想像する)
- この頭の中の呪いを解くため、手を洗うことによって清める
- 手を洗うことで、悪いことが起こらなかった。よかった〜。
- 再び、何か悪いことが起こるということが頭の中に浮かび上がると、、、
ということで、1.強迫観念の想起、2.強迫行動、3.強迫観念が消去されることで負の強化が成立
このように、呪いを手洗いで解いていくことによって、どんどんどんどん負の強化を積み重ねていくことになり、強迫性障害というものは泥沼化していったんだろうな〜と思い出しました。
ちなみにこういうのは縁起性の強迫観念というみたいです。
今でも、たまに軽く呪われることありますが、明るいお嫁ちゃんのお陰で、悪霊退治することができています。
ということで、今回は『手を洗うのが止められなくなるには』というテーマで回顧してみました。
お嫁ちゃん。『呪いってw』って言ってくれてありがとう。お陰で大事なことを思い出せました。
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