おれのお嫁ちゃん(つわり編)

おれのお嫁ちゃんはかわいい。

現在妊娠8ヶ月。

健康で、よく笑って、よく眠る。

赤ちゃんはすくすくと育ってきているようで、

もう体重は1500g、大きさは白菜らしい。

すごく分かり易い例えだが、お腹の中の我が子は女の子なので、大きさの例えはもう少しお洒落な食べ物に、例えば「チコリ」とかにして欲しいものだ。

(「ヨーロッパ 白菜 似た野菜」で検索したら出てきた一番お洒落そうな野菜)

ところで、妊娠というものを、おれは経験したこともないし、これからすることもできない。

どうやら、たまに気持ち悪くなって、吐き気が出ることがあるらしい。

妊娠初期の頃、お嫁ちゃんが吐き気を催したことがあった。

同居してから初めての吐き気。戸惑っている間もなく、

お嫁ちゃんはトイレに直行した。

楽になるように助けてあげないと!、と考える@まともなおれ

トイレで吐いたら▶︎お便器の中の水が跳ねて▶︎顔に付いたらどうしよう、と考える@強迫性障害なおれ

が鬩ぎ合い、勝ったのは後者。。。

トイレから出てくるやいなや

「大丈夫?トイレに吐いたん?」と聞くおれ

察しのいいお嫁ちゃんは、しんどいにもかかわらず、

「トイレに吐いたの嫌やった?」

と@強迫性障害なおれを気遣ってくれます。

「これこれこういう理由で〜」と、

お嫁ちゃんを助けたい一方で、お嫁ちゃんがトイレと一体化してしまって近寄り難い存在になってしまっている、アンビバレンツな感情であることを告白しました。

この件、普通に考えて、人間性の悪いところが多分に溢れ出ていて、喧嘩になってもおかしくなさそうですが、こういうところでも、揉めないところに、お嫁ちゃんの寛容さを感じ

また好きになりました。

「今度からは、是非このビニール袋使ってな」と、デリカシーなく透明なビニール袋を渡し、さらに追い討ちをかけるおれにも、いつも通り優しく笑ってくれました。

こういうところもまとめて受け入れてくれてありがとう、おれのお嫁ちゃん。

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