今日は強迫性障害編です。
最近昔のことについて、思い出せるだけ思い出してみよう、と思って色々記憶を辿っていっているたぬです。そこで、「昔は手が汚くなったって言ってよく手を洗っていたもんだわ」「今もたまにストレスかかると手洗い連発することあるわ」「知人には、“潔癖症なんですね〜”って言われた時、なんか違うんやけど、うまく説明できんな〜」って思っていたことを思い出しました。
強迫性障害の代表的な症状に「手を洗うことが止められない」というものがあります(実際、“手を洗うのが止められない”、という本が出ているくらい有名な症状の様です)。
たぬ自身も、幼少期に手を洗うのが止められないという症状を発現しました。その頃は症状が激しいときは手を洗い終わって数秒で汚く感じてまた手を洗うということを繰り返していた様に思います。
で、なんか汚い気がするから手を洗うのですが、その汚れは『水と石鹸で手を洗うことによっては取れないのです』
専門家の方達は、「汚れている、という強迫的な考えが頭に浮かんでくることで、強い不安に襲われる。それを洗い流そうとしているのである。」といった様に説明されることが多いと思います。
確かにその通りなのですが、これを普通の人に話てもうまく伝わらないんですよね。
大体「あぁ、潔癖症なんですね〜」とか、「髪の毛落ちてるのも気になったりするんですか〜」とかって言われることが多いです。
ってことで、実際、健常ヒトと強迫性障害なヒトの感じている「汚い」ってどんな感じに違うのか、どんなふうに見えているのか、あくまでたぬの目線で、絵を描いてみました。
ざっくりこんな感じです。w
健常なヒトでこの違いを理解してくれる人って、意外と少ないんです。
これをなんとなくでも理解してくれたら、自分の感じていることを健常ヒトと少しでも共有しやすくなるんじゃないかな〜、潔癖症ではないって理解してくれるんじゃないかな〜っていつも思っています。
今日は、強迫性障害なヒトって手が汚いと感じた時に、例えばこんな感じに見えているんですよ〜ってお話でした。
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